FAQ: Poser Pro 2012

Poser Pro 2012に関するよくあるご質問 (FAQ)

インストール

Poser Pro 2012のインストール先を選択するときに注意する点は?

Poser 7.0.4以降、Poserアプリケーションとフィギュアなどのコンテンツを別々の場所にインストールできるようになりました。特別な理由がなければ、コンテンツのインストール先はデフォルトの共有フォルダを選択し、そのコンピュータのすべてのユーザーアカウントで共有できるようにすることをお勧めします。

デフォルト以外のインストール先を選択する場合、ファイルパスに日本語が含まれない場所にインストールすることをお勧めします。ファイルパスに日本語が含まれている場合、Poserの別バージョンやほかのプログラムとの互換性に問題が発生する場合があります。

特に、Windows XPのデスクトップや、日本語のユーザー名のユーザーディレクトリは、フォルダ名に日本語が含まれていますので、ご注意ください。

Mac OS Xの場合、共有フォルダをFinderで表示すると「ユーザ」や「共有」と日本語でフォルダ名が表示されますが、実際のファイルパスには日本語が含まれていません。実際のファイルパスは、Finderの 情報を見る で確認できます。

Mac OS Xで起動ボリューム以外をインストール先に選択すると、インストール開始前のディスクの検索で長い時間がかかる場合があります。BootcampやTime Machineで使用しているボリュームが接続されていて、インストール開始までに長い時間がかかる場合は、それらのボリュームを一時的にマウント解除してからインストールを開始してください。

Poser Pro 2012のインストール途中でエラーが発生して、失敗します。

Poser Pro 2012には多くのコンテンツが付属しているため、大量のファイルをインストールします。

ウイルス対策ソフトウェアでファイルアクセスを監視していると、インストールに非常に長い時間がかかり、インストールに失敗する場合があります。Poser Pro 2012およびコンテンツのインストール中は、一時的にファイルアクセスの監視を無効にしてください。インストールが完了したら、設定を戻すのを忘れないでください。ウイルス対策ソフトウェアでの設定変更方法は、各ソフトウェアのマニュアルやヘルプをご参照ください。

DVD-ROMからのインストールが途中で止まってしまう場合、DVD-ROMの盤面に汚れや傷がないかどうかをご確認いただき、汚れがある場合は、柔らかい布で中心から外側に拭いて汚れを落としてください。

Poser Pro 2012のコンテンツファイルを再インストールするときに、CRCエラーが発生します。

Poser Pro 2012の再インストールで、コンテンツファイルを再インストールするときにCRCエラーのメッセージが表示される場合があります。

Poser Pro 2012をコンテンツを含めて再インストールする場合には、あらかじめPoser Pro 2012をアンインストールするとともにコンテンツの削除も行っておくことをお勧めします。なお、その際に、自分で追加したコンテンツがある場合は、削除してしまわないよう、バックアップを作成してください。

Poserのコンテンツファイルは、プログラムのアンインストールでは削除されないため、手作業で削除する必要があります。

コンテンツを削除するには、コンテンツがインストールされているフォルダを確認し、フォルダごと削除します。

コンテンツフォルダは、デフォルトでは共有ユーザーフォルダ(パブリック)の ドキュメントフォルダに「Poser Pro 2012 Content」という名前で作成されます。

コンテンツを削除した後に、再インストールをお試しください。それでもCRCエラーが発生する場合は、「リトライ」や「再試行」のボタンをクリックして、コンテンツファイルのコピーを再度お試しください。

ウイルス対策ソフトウェアでファイルアクセスを監視していると、インストールに非常に長い時間がかかり、インストールに失敗する場合があります。Poser Pro 2012およびコンテンツのインストール中は、一時的にファイルアクセスの監視を無効にしてください。インストールが完了したら、設定を戻すのを忘れないでください。ウイルス対策ソフトウェアでの設定変更方法は、各ソフトウェアのマニュアルやヘルプをご参照ください。

DVD-ROMからのインストールが途中で止まってしまう場合、DVD-ROMの盤面に汚れや傷がないかどうかをご確認いただき、汚れがある場合は、柔らかい布で中心から外側に拭いて汚れを落としてください。

ダウンロード版を購入しましたが、ダウンロードしたzipファイルが開けません。(Windows)

Poser Pro 2012のファイルは、4 GBを超えているため、4 GB以上のzip圧縮ファイルに対応していないツールでは開くことができません。その際に、ファイルが破損している、あるいは、CRCが一致しないというエラーメッセージが表示される場合があります。ご利用の展開ツールが 4 GBを超えるサイズのzip圧縮ファイルに対応していない場合は、次のいずれかをお試しください。

コンテンツライブラリ

以前のバージョンで使っていたフィギュアなどのコンテンツをPoser Pro 2012で使う方法は?

ライブラリパレットの右上にある+印のついたフォルダをクリックして、追加するライブラリを選択します。

ライブラリを追加

ライブラリフォルダを選択するウィンドウが開きますので、追加したいライブラリのRuntimeフォルダを選択してください。Poser Pro 2012のライブラリパレットには、Runtimeフォルダの1階層上のフォルダ名が表示されます。

フォルダを選択

コンテンツライブラリがあるはずの場所に「ページが表示できません」というエラーが表示されます。(Windows)

WindowsでPoser Pro 2012を起動したときに、コンテンツライブラリが(タブやボタンを含めて)正常に表示されず、「ページが表示できません」というエラーが表示される場合、ご利用のInternet Explorerのバージョンをご確認ください。このエラーメッセージは、システムにインストールされているInternet Explorerのバージョンが 6 以下のときに表示される場合があります。

WindowsでPoser Pro 2012をご利用いただくには、Internet Explorer 7以降が必要です。また、64ビットWindowsで組み込みライブラリを表示するには、Adobe Flash Player 11が必要です。

コンテンツはインストールされているはずなのに、コンテンツライブラリの「Poser Pro 2012 Content」の中身が空っぽです。

Poserとコンテンツをインストールしたあとで、Runtimeフォルダを削除したりインストールした場所から移動したりすると、PoserがRuntimeフォルダを見失います。

また、Poserをアップデートまたは再インストールするときに、コンテンツのインストール先を変更したにも関わらず、以前の環境設定ファイルを使用するオプションを選択した場合、Poserは以前のコンテンツライブラリの場所を使用し続けます。

Poserがコンテンツライブラリの場所を認識できなくなった場合、Poserを再インストールし、そのときに以前の環境設定ファイルをそのまま使用するのではなく、「削除」または「バックアップ」することにより、ライブラリ環境設定ファイル内のPoser Pro 2012 Contentの場所が、コンテンツのインストール先に設定し直されます。

Poser Pro 2012の環境設定ファイルは、ユーザー別に次の場所に保存されます。

  • Windows XP:
    <Windowsをインストールしたドライブ>:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Poser Pro\9\
  • Windows Vista:
    <Windowsをインストールしたドライブ>:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Poser Pro\9\
  • Windows 7:
    <Windowsをインストールしたドライブ>:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Poser Pro\9\
  • Mac OS X:
    /ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/Poser Pro/9/

Mac OS X 10.5 Leopardでコンテンツライブラリを利用するには

Poser Pro 2012で組み込みのコンテンツライブラリを利用するには、Adobe® Flash® Player 9以降が必要です。しかし、Mac OS X 10.5に対応した64ビットのAdobe Flash Playerはリリースされていません。そのため、Mac OS X 10.5でPoser Pro 2012を64ビットで実行すると、PoserからAdobe Flash Playerが利用できず、組み込みライブラリは表示されません。

Poser Pro 2012で組み込みライブラリを利用する場合は、Adobe Flash Player 9または10をインストールし、Poser Pro 201を32ビットモードで実行する必要があります。Poser Pro 201を32ビットモードで実行するには、FinderでPoser Pro 2012アプリケーションを選択し、ファイルメニューから情報を見るを選択し、32ビットモードで開くを選択します。

Poser Pro 2012を64ビットモードで実行してコンテンツライブラリを利用する場合は、Adobe® AIR®のMac OS X 10.5対応バージョンをインストールし、外部ライブラリをご利用ください。

Poser Pro 2012で利用するライブラリを切り替えるには、環境設定ライブラリ組み込みまたは外部の開始ビヘイビアを選択してからPoser Pro 2012を再起動します。

全般

Poserの利用にネットワーク接続は必要ですか?

Poserの一部の機能はネットワーク接続を必要とします。そのため、パーソナルファイアウォールからPoser ProおよびQueue Managerのネットワーク接続について確認を求めるメッセージが表示されます。詳しくは、製品に付属するReadMe(お読みください)ファイルをご参照ください。

Poserで操作中にアプリケーションがクラッシュします。あるいは、プレビューの表示が乱れます。

PoserのOpenGLプレビューレンダリングエンジンとコンピュータのグラフィックアクセラレータとの互換性の問題で描画不良が発生している可能性があります。

グラフィックドライバを最新のバージョンに更新することで解消する場合があります。Windowsの場合はグラフィックボードまたはコンピュータのメーカーから、Mac OS Xの場合はソフトウェアアップデートで、ドライバの最新バージョンが提供されます。

グラフィックドライバの更新で解消しない場合は、プレビューウィンドウでの右クリック、あるいは レンダリング設定プレビュー タブで SreeD プレビューレンダリングエンジンに変更します。

「にあ☆みぃ」などのイラストレーション調フィギュアをPoser Pro 2012のFireFlyでレンダリングすると、エッジの部分が暗くなってしまいます。

「にあ☆みぃ」や「もえたん」のイラストレーション調マテリアルを設定したフィギュアをPoser 8以降のFireFlyでレンダリングすると、エッジの部分が暗くなって、イラストレーション調に見えなくなってしまいます。

この現象を回避するには、マテリアルルームの「詳細設定」タブで「スケッチシェーディング」の「線幅」を「0」または非常に小さい値に設定します。これは、マテリアルそれぞれに対して行う必要があります。